GOKOKU

11月3日に高千穂町にオープンしました飲食店です。新規オープンの設計をさせていただきました。
お店は、高千穂神社近くの観光客や地元の人の行き交う商店街の一角にあります。国の推進するインバウンド促進事業として、観光協会さんが手がける飲食店です。外国人観光客をターゲットに、主に高千穂のお野菜や地元の加工食品を使ったお料理が食べられるお店です。
高千穂神楽のシーズンに間に合うように11月上旬のオープンに向けて設計、工事を進め、今回も色々な業者さんの協力のもと完成しました。
今回のお店は、元々お魚屋さんだった空き店舗を改装してのプロジェクト。今回も、色々な困難を乗り越え短期間で工事が完了することができたのも、観光協会さんをはじめ、地元の工務店の橋本建装さん率いる業者さん、職人さん、そして大家さん、地元の方々の協力があっての事です。本当に、皆さんに感謝しております。
工事中は、地元の方に声をかけて頂いたり、学校帰りの元気な子供たちとも挨拶を交わしたり、地元の方とのコミュニケーションが楽しかったです。特に大家のノブコさんの心遣いがうれしかったです。現場に差し入れをしていただいたり、職人さん達に「現場監督」と言われるほど毎日気にかけて頂きました。いろんな出会いがあった現場でした。

試食させていただきましたが、選べるメイン1品+お惣菜ブッフェ形式で、お野菜たっぷりなメニューでおいしかったです。料理には、地元で加工された調味料も使われています。高千穂町の特産品なども、どんどんアピールできる良い場になるのではないかと思います。

観光で訪れた人に食事をしながら高千穂らしさを感じてもらえるように、内部のデザインには高千穂神楽の舞台を飾る「彫物(えりもの)」をアクリル板で作成したパネルをはめ込んだ木格子を用いています。
 今後、お店が外国人観光客や県内県外の観光客、地元の方々にも喜んでもらえて、商店街が活性化するきっかけとなり、ますます高千穂町が元気になることを心より願っております。微力ながら、今回、このプロジェクトに携わらせていただいたことを感謝いたしております。  
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