デッサウからドイツ鉄道のRB(快速電車)にのり、1時間半ほどでベルリンに到着します。
ベルリンへは2007年に訪れて以来、3度目の訪問。
ベルリンは大好きな町の一つで、交通網が充実しているところが理由のひとつでもあります。旅先ではよく地下鉄や電車の1日券を買い、一日中 行きたいところをあちこちと移動します。効率よく移動できるよう路線図を参考に行きたい場所の駅を調べ乗換えを考えたりするのは、旅の醍醐味を感じる瞬間です。特に今回は寒くなりだした時期だったので、時間を気にすることなく暖かい電車の中から景色を見ながらの移動を楽しんできました。
ベルリンは、中心部のMuseum Insel(博物館島) 、中央駅から少し西へ脚を延ばしてクーダム(Kurfuerstendamm)という買い物を楽しめる通り、東に行けば、昔のレンガ造り建物の工場群が残るような地域や旧東ベルリンのソ連統治時代のマッシブな建物の並ぶ通り Karl-Marx-Alleeなど、いろんな雰囲気を感じることが出来ます。
Sizaの建物から歩いて10分ほどのところには、以前は工場だったようなレンガ造りの建物郡のある地域があり、週末だけの蚤の市や、アーティストの小さな展覧会などが催されていました。ドイツは日曜日はほとんどの商業施設は閉店しているのですが、買い物目的でなくてもココにくれば何かが起こっているのではないかと思わせてくれるような場所です。(落書きは残念ですけどね・・・)
ベルリンを初めて訪れて以来7年ほど経つのですが、その変化に気づかされます。
当時は、古くて手入れが行き届いていないような建物の中にカフェや小さなお店があったり、若いアーティストがアトリエとして利用していたりするようなところが多くありました。そういった光景がベルリン独特の雰囲気であり、色々な人にチャンスがあるのではと感じるところで、そこがベルリンの魅力なのだろうと思っていました。時の経過とともに以前の小さな雑貨屋さんなどは海外ブランドのお店に変わっていたり、なんとなくさびしさも感じたりしましたが、とは言え、新たな発見もあったりと変わらずベルリンは大好きな町のひとつです。