実は、スマートに入ったわけではありません。ギャラリーに展示されている作品を見学するのが目的ではないので、単純に建築だけをみたいという不純な動機で入ってもいいものかどうか、入場料は必要なのかどうかと、はじめは躊躇しながら入り口のガラスにへばりつくように案内板を慎重にのぞきこんでいました。怪しいアジア人を見るに見かねてか中の受付のおじさんが、人懐っこそうに「入りたかったらベルをならしたら」と言わんばかりにジェスチャーでベルの方向を指差し、教えてくれたのでした。意外とウエルカム状態で受付では親切に階の説明をしてもらいました。おそらく、私と同じようなChipperfieldファンが沢山やってくるのだと思います。